2025.5.27 離婚問題
結婚は語れぬ。でも離婚回避の極意は語れる
人生には、「結婚式ラッシュ」な期間があります。おそらく、20代半ば~30代半ばでしょうか、小中高、学生時代の友人や幼馴染など同年代が結婚する時期ですね。
私はもうそんな時期はとうに過ぎました。なのでもう、結婚式などに呼ばれることもなかろうと思っていたのですが、意外にも最近、身近におめでたい話がちょこちょこ出てくるようになりました。嬉しいことです。
で、こういう時、割と男性側の方から、「先生、結婚生活のアドバイスをください!」と言われることがあるのですが、
私は離婚には詳しい。が、結婚は、決して詳しいわけではないのですが、まあ、何か申し上げるとしたら、以下のことくらいでしょうか。
1 働きましょう。稼ぎましょう。所帯に対する責任があります。独身の頃とは全く違う責任を負う覚悟を固めてください。
2 不貞をしてはいけません。絶対バレます。いまどき、GPSは漏れなくついていると思ってください。
3 それでもやってしまったら、墓場まで持っていきましょう。隠し通しましょう。まかり間違っても、バレてもいないのに自首したりして、家庭を地獄に突き落とすのはやめましょう。せめて、家族には幸せな生活を送らせましょう。
4 できる限り、素人に手を出してはいけません。特に職場内は絶対だめです。やるならしかるべきところに行ってやりましょう。なお、それも立派に不貞に該当します。
5 しかるべきところでやるとしても、店のポイントカードとか持ち帰ってはいけません。もしも家族に見つかってしまったら、ポイント還元よりよほど高くつきます。
6 証拠を残してはいけません。皆さん、なんで録画とか録音とかするんですか。せめてパスワードくらいかけてください。使いまわしじゃないヤツでお願いします。
7 それでもバレてしまったら、あなたが取りえる選択肢は、全面黙秘か、全面自白のどちらかです。中途半端な抗弁はしないほうがいい。余計、被害感情を刺激します。
全面自白で情状酌量執行猶予を狙うか、全面黙秘で証拠不十分無罪を狙うか、よく考えて、決めてください。途中で認否を変えてはいけません。
…
まあ、こんなところでしょうか。
もちろん、大事なのは第1項と第2項です。そもそも、不貞したらアカンでしょ。って話です。
けど、人間、弱いもんです。ミスもあります。気の迷いもあります。モノのはずみってこともあります。
ミスした時にどれだけダメージを最小限に抑えるかってのは、大事なことです。
これは、登山と一緒です。どれほど優れたクライマーでも、絶対ミスしない。ということはありません。
ルートミスしない登山者はいないんです。大事なのは、ミスったことに気が付くことと、可能な限り迅速かつ安全に、大ごとになる前に、正規ルートに復帰すること。です。
頑張ってください。