2025.1.28 正木ブログ
お坊さまと鉄砲
遅まきながら、映画「お坊さまと鉄砲」を見てきました。
ブータンが絶対君主制から立憲君主制に移行するにあたり、はじめて選挙をおこなうにあたってのトラブルをえがいた作品です。
現代日本を生きる我々にとって所与のものとなっている民主主義について、宗教や素晴らしい王制を見ている側から、あらためて考えさせられることとなります。今の日本でも、国民1人1票という抽象的なことは当然のように受け入れられておりますが、1票の価値の問題や、納税と選挙権の問題、ひいては外国人参政権の問題など、様々な議論がおきております。
当たり前のことは当たり前ではない、ということを考えさせてくれる、素晴らしい映画でした。