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コラム

交通事故問題

飛び出し事故の過失割合はどう決まる?具体例で見る過失割合の考え方

飛び出し

交通事故は必ずしも自動車同士で起こるわけではなく、バイクや自転車、歩行者の飛び出しによっても起こる身近なトラブルです。

特に歩行者は法律上でも第一に保護されるので、たとえ歩行者などが飛び出しても過失割合は自動車よりも上回ることはほとんどありません。

今回のコラムでは歩行者や自転車が飛び出してきた場合の過失割合の考え方と、シーン別による具体的な過失割合をご紹介いたします。


飛び出し事故による過失割合の決め方

割合

飛び出し事故だけに限らず、過失割合の決め方は誰が事故を起こす原因を作ってしまったのかによって算定します。

自動車同士の事故であれば、たとえば一方の自動車が赤信号を無視して走行して事故を起こせば事故の原因を作ったのは信号無視をした側の自動車に非が大きいといえます。

しかし歩行者の飛び出しは、自動車と比べて人は非常に弱い存在であり大怪我につながるので物陰から飛び出してきたとしても歩行者を保護すべく過失を自動車側に設定することがほとんどなのです。

ただし歩行者を保護すると言っても横断歩道のない場所などの物陰から飛び出してきた場合は10%程度の過失が認められる傾向にあるため、全額の賠償にならないこともあります。

過失割合は事故を起こした人の責任に応じて決定しますが、歩行者は第一に保護されるべき対象なので歩行者に非があっても自動車以上の過失を求めることはできないのです。


パターン別で見る過失割合の考え方

子供

歩行者の飛び出しといっても、歩行者にも年齢や健康状態などがあるため状況に応じて過失割合にも変化が見られます。特に以下の3パターンは問題になりやすいので、ケースにあわせて考えられるようにしておくとよいでしょう。


幼児の場合

幼児の飛び出しによる過失割合は、基本は幼児が0%、自動車が100%と自動車側に全責任があると考えられます。幼児は年齢が若く、何がいいことで何が悪いことなのかの判断がつかず、大人たちが考える「飛び出しは悪いこと」という認識がありません。

善悪の判断がつかない幼児に対して「飛び出したから10%の責任はあなたにあります」と突きつけるのは無下なことですから責任を追求できないのです。

しかしもし幼児が信号機のある横断歩道で飛び出してきた場合は、幼児に対しても10%程度の過失を求められる余地はあるので全額賠償にならないケースもあります。


酔っ払いの場合

酔っ払いは大人なので幼児よりも善悪の判断ができますが、それでも生身の人間相手なので酔っ払い20%、自動車80%の割合で考えられることが多いです。

酔っ払いの多くは判断能力が欠けていることが多く、歩行者が渡るべき場所(横断歩道など)以外で飛び出して横断して事故になれば、自動車にすべての責任を負わすのは酷と考えられます。

たとえば千鳥足で歩いている酔っ払いが突然車道によろけて出てくるようなケースが挙げられるでしょう。しかし酔っ払いが正しく横断歩道を渡っていた場合は適切な歩行をしていたと考えられるので、信号の有無や変化状況に応じて10%までにおさえられる場合があります。


自転車の場合

自転車も飛び出し運転をする人がいますが、自転車の飛び出しは10%から20%、自動車が90%から80%に着地することが多いです。

自転車は歩行者とは違い車両ではありますが、自動車と比べても弱者であることには変わりないので自転車側に大きな過失を求めるのは難しいでしょう。

しかし近年は自転車の走行マナーが悪化しており、信号機のない交差点でいきなり右折をして追突した場合は双方ともに50%の過失割合になるケースがあります。

自転車は弱者といえども交通法規を守らなければならず、直進車優先と交差点安全進行義務違反などによって自転車であっても過失が大きくなるのです。


公平な話し合いを実現するには弁護士へ依頼

歩行者などの飛び出しで過失割合がもめることはよくあることですが、どうしても納得できない場合は弁護士に依頼してみるのもひとつの手でしょう。

弁護士へ依頼すると素人だけでは見落としてしまいがちなことや、事故の状況を深掘りして歩行者の過失が適正なのかを改めて見直すことができます。

たとえばあなたが歩行者にもっと非があったと主張するよりも、法律の専門家である弁護士が「よく調べるとこういう状況だったので歩行者にも非が考えられます」と主張したほうが納得してもらいやすいです。

もちろん歩行者側に大きな過失を認めさせるのはほぼ不可能ですが、過失割合が変われば保険金内で解決する可能性もあるので諦めずに弁護士に相談してみるといいでしょう。


まとめ

歩行者が飛び出してきて事故になったとしても、歩行者は生身の人間であるため最優先して保護されなければならず、過失の大半は自動車側に負わされるのが大半です。

しかし飛び出し事故の現場が信号があったのか、横断歩道があったのかなどで歩行者側の過失が変化する場合があります。

状況が複雑になればなるほど素人だけの交渉は難しくなりますので、交通事故の相談実績が多い当事務所に一度ご相談に来られてみてはいかがでしょうか?

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